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「港区台場」という土地は、いまなお発展を続ける先端的なアイランド都市である。
そこに誕生するタワーマンションには、国内の他都市とは根本的に異なるイメージが必要であった。
海の中に浮かぶアイランドに創られた都市という地理的観点、流行を発信する先端都市としての性格的観点はニューヨーク・マンハッタンと酷似している。
セントラルパークに面するダコタハウスは、モダンであると同時に、北ドイツ ルネサンス様式、フランス バロック様式が取り入れられた傑作である。
マンハッタンと台場を重ね、モダンとクラシックの融合を図り、同時に「新奇性」がこの場所には必要である。